遺言書>>遺言書の文例

「胎児を認知したい場合」の、遺言書の文例

 胎児を認知したい場合、遺言書に以下の一文をいれましょう。
 
 
  ○(番号)、次の者が懐胎している胎児は、遺言者との間の子供であるので、
        遺言者はこれを認知する。
         氏名      宮本夏子
         住所      東京都北区赤羽○丁目○番○号
         本籍      東京都北区赤羽○丁目○番地
         生年月日   平成○年○月○日
 
  ○(番号)、遺言執行者として、田中平助(東京都港区北青山○丁目○番○号
        在住、昭和○年○月○日生)を指定する。
   
 
 遺言書の全文の書き方は、遺言書の書き方を参考にしてください。
 

ポイント

 認知をすれば非嫡出子にも相続権が生じます。胎児であっても、相続については、既に生まれたものとみなされます(民法886)。ただし、その相続分は嫡出子の1/2になります。なお、胎児を認知する場合には、母親の承諾が必要です(民法783@戸籍法61)。
 遺言による認知の場合には、遺言執行者は、その就職の日から10日以内に、役所に認知に関する遺言の謄本を添附して、一定の事項を記載した認知届書を届出なければなりません(戸籍法64)。そのため、遺言執行者は必要となりますので、注意をしてください。